開店祝いのお返しについて
お礼のマナーについて
披露パーティーでのおもてなしが、お祝いのお返しとなりますので、お返しは原則として不要ですが、店名(会社名)、住所、電話番号を入れた記念品を披露パーティーで渡すか、開店・開業通知に沿えて送るようにします。
記念品の選び方について
記念品は、ボールペン、グラス、湯飲み、コースター、タオル、灰皿などの小物から、時計などの装飾品まで、お店や事業所の規模や記念品を差し上げる範囲に応じて、選んでください。
☆飲食店の場合について
また、飲食店などお店の場合は、割引のチケットや無料サービス券を添付すると、今後の集客にもつながることでしょう。
お礼の金額の相場について
一般的に、現金でお祝いをいただいた場合、お返しの金額は頂いた金額の半額程度とされています。
記念品を贈る時期について
具体的には決まっていませんが、開店してから1週間以内に贈るようにしてください。
のしの書き方について
水引:紅白の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「開店記念」「開業記念」
表書き/名前:店名
記念品に添えるお礼状の文例について
パーティーでは大勢の人を接待するため、一人ひとりにお礼の気持ちを十分伝えられないことがあります。
特別にお礼を述べたい人には、後から手紙を送ってお礼と感謝の気持ちを伝え、そして今後の引き立て、協力をお願いします。丁寧な対応は好感を持たれるはずです。
◎友人へのお礼状の文例
開店祝いありがとうございました。
素敵なボタニカルアートは、店の雰囲気にぴったりで、とても気に入っています。
また、開店披露パーティーに昔の仲間を連れてきてくれて感謝しています。でも、恵美子さんとお話できる時間がもてなくて申し訳なかったと思っています。ごめんなさいね。
大勢の人が来てくれてホッとしたとともに、頑張らなくてはという気にさせられました。
ようやく夢がかなって持てたお店です。気に入った品を海外から集めて、リーズナブルな値段で雰囲気のよいお店にしたいと思っています。
よかったら、またお店に来てください。
いろんなアドバイスをしてもらいたいと思います。よろしく、お願いします。
「冠婚葬祭入門」より
「贈答のルールとお金の事典」より