開業祝いの相場について
ご祝儀やギフトの金額について
一般的に目上の人に現金を包むのは失礼とされていますが、開店祝いの場合は問題ありません。
相場の目安:身内(兄弟)なら1万円~5万円
相場の目安:友人なら5千円~1万円
☆贈るタイミングについて
当日に持参して渡すようにします。
おすすめのお祝いギフトについて
開業祝いの贈り物には縁起物を贈る習慣があります。具体的な品としては、
「だるま」
「招き猫」
「七福神の置物」
「たぬきの置物」
『「大入り」と書かれた額』
などがあります。
☆お店やオフィスへのお祝いギフトについて
しかし、友人・知人としてお祝いする場合は、縁起物にこだわる必要はありません。
本人の希望を優先し、お店やオフィスで使うタオルや、花瓶、石鹸、傘立てなどの実用品を贈っていただいても結構です。
おすすめ出来ない贈り物について
開業祝いの贈り物には、「燃える」「倒れる」などの忌み言葉を連想させるものや、「水に流れる」「お茶をひく」などの忌み言葉を連想させるものは避けるようにしてください。
具体的には、
「ストーブ」
「キャンドル」
「ランプ」
「灰皿」
「ライター」
「水に関わるもの」
「お茶」
などは避けるようにしてください。
胡蝶蘭などお花の金額について
開業祝いにお花を贈る場合、5千~1万円が金額の相場になります。
☆贈る花の形態について
開業祝いに最適なお花の形態は「胡蝶蘭」「お祝いスタンド花」「アレンジメント」「観葉植物」などがおすすめです。
☆お花を贈るタイミングについて
開業祝いにお花を贈るタイミングは、生花・花輪ともに開業の当日の朝に届くようにします。
ご祝儀袋の書き方について
水引:紅白の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「御祝」「祝 御開業」「御開業」など
表書き/姓名:上書きよりやや小さめのフルネーム
お返しの金額について
一般的に、現金でお祝いをいただいた場合、お返しの金額は頂いた金額の半額程度とされています。
お返しのマナーについて
披露パーティーでのおもてなしが、お祝いのお返しとなりますので、お返しは原則として不要ですが、店名(会社名)、住所、電話番号を入れた記念品を披露パーティーで渡すか、開店・開業通知に沿えて送るようにします。
☆お返しの熨斗の書き方について
水引:紅白の蝶結び
のし:あり
表書き/上書き:「開店記念」「開業記念」
表書き/名前:店名
「知識ゼロからの喜ばれる贈り物のマナー」より
「冠婚葬祭 マナーの便利帖」より